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『職員募集』ー先進国最低の子宮頸がん検診受診率にイノベーションをー

NPO法人子宮頸がんを考える市民の会は、本年で10周年を迎える予防・啓発団体です。
産婦人科医、細胞検査士などの医療関係者を中心とした、子宮頸がんは無くせるはずであると言う切実な願いと想いから立ち上がりました。
活動を通して、全国の様々な立場の方々と意見交換する中で、問題や課題が多く絡まり存在していることが分かりました。その絡まりを共感する方々と解く新規事業を立ち上げる人材を募集します。

【仕事内容】
新規事業です。基本、何でもやってもらいます!(笑)
弊会は現在、スタッフ3名とパートさん1名、時々インターン生が来るような事務局規模です。日本全国での講演会や学会出展、事業活動や協力者集めや共感者同士、横の繋がりを作るための活動など多岐にわたります。つまりは、とにかく経験がない仕事でも笑顔でチャレンジしてくれる姿勢が大切です。子宮頸がんで苦しむ女性を1人でも無くしていきたい!先進国から取り残されている日本の子宮頸がんの現状を変えていきたい!そんな熱い想いに共感しチームで淡々と仕事をしてくれる事務局スタッフを大歓迎します。基本的なPCスキル、セールスフォースを使える人は尚嬉しいです(経験なくても研修に参加してもらいます)。

【条件】
応募資格:コミュニケーション能力が高く、社会人経験がある方
勤務地:〒110-0016 台東区台東1-9-6 水作ビル402 
最寄駅:JR・日比谷線秋葉原駅より5分程度
勤務時間:10:00-18:00(休憩1時間) 育児中の方など時短勤務もアリ
休日・休暇 :基本週休2日制(土日)。
        ※土日祝は学会などで出勤、出張の可能性もアリ(要相談)

【応募について】
応募方法:問い合わせページより、件名「職員採用」としてお問い合わせください。
応募締切:5月16日(金)応募締切(6月より勤務(要相談))

入会案内 Enrollment

子宮頸がん予防・啓発グッズ Goods

予防の大切さを伝える講師派遣 Lecturer dispatch

お問い合わせ Inquiry

主催・共催プロジェクト

みんな子宮から生まれてきた LOVE49♥

子宮を大切に想い、子宮頸がんの予防を伝えるプロジェクト

SICUTE

みんなの疑問に答える「子宮頸がん」情報サイト、『子宮頸がん.jp』

インタビュー

河原 真木子さん
(医大生)

私が子宮頸がん検診のことを最初に知ったきっかけは、たまたま見学に行った病院で「子宮がん検診は20歳から」というポスターを見たことでした。

そのときはまだ、子宮頸がんについて詳しい知識もなく頭の片隅で気になりつつも「よし、検診に行こう」という気持ちには結びつきませんでした。

その後、大学の授業で婦人科学を習った際に、日本の子宮頸がんを取り巻く状況が深刻であることを知りました。
検診受診率の低さや、この病気が20代の若い女性に増えているということなどです。

それと同時に、とても大切なことを知りました。
それは「子宮頸がんは検診とワクチンによって予防することができる唯一のがん」であるということ。

これらの事を学び、自分の女性の一人として、とても他人事とは考えられませんでした。

まずは子宮頸がんについてもっと知らなければと思い、婦人科の先生にお話を伺ったり、関係書籍を読んだり、実際に子宮頸がんの治療が行われている現場に行きました。

その中で気づいたことは、子宮頸がんについて世間に発信されている情報がとても少ないということです。

病気のこと、検診のこと。知ってさえいれば防げたかもしれない方々を見ていると「子宮頸がん」という病気をもっと多くの方に知ってほしいという思いが強くなりました。
そこで、子宮頸がんを考える市民の会でボランティアをさせていただくことが、私の思いを叶えるための第一歩となりました。

福山 麗子さん
(会社員)

子宮頸がんのこと、ちゃんと知ってますか?「私だけは大丈夫」と思ってませんか?
・・・それは根拠のない「思い込み」です。

なぜなら、それは私自身もあなたと同じようにそう思っていたけれど、子宮頸がんになってしまったからです。
でも「私だけは大丈夫」と思いながらも、定期的に検診を受けていたため、初期の段階でがんを発見。
すぐに簡単な手術を受けて、子宮を失うことなく、今はこうして元気に快復しました。

検診を受けないと、具合が悪いかどうかなんて分からない。
ちゃんと検診を受けてさえいれば、この病気は決して恐いものではありません。
子宮頸がんは「たった一つのシンプルな方法」で防げるのです。

それは《定期的に検診を受ける》こと!
ぜひ子宮がん検診を毎年受けて、自分の大切な子宮と命を守って下さい。

堀 成美さん
(看護師/看護大学教員)

「愛がある」くらいでセックスしたら危ない。
対策もコンドームだけじゃ足りない・・・という人生の危機管理のツボを、学校では伝えきれていません。
「病気の人が増えると、儲かる大人がいるからだ」との小学生の指摘には絶句します。

生命や愛を大切にしろという前に、教える側にその「愛」=伝える努力が不足していないか、と考えなければ。セックスがはじまったら、女性に100%の安全なんてないのだから。

私自身は「将来病院の世話になりたくない 」「病気でお金が減るのはもったいない」という動機で、感染予防のワクチンに先行投資。
100%コンドームを使えない男はサヨウナラ。

そして年に1回、症状が無くても誕生月には乳がん・子宮がん・性感染症の検査をしています。

高山 須美子さん
(細胞検査士 子宮頸がんを考える市民の会・副理事長)

この検体、ちょっと見ていただけますか?」
「ん?…あぁ」
「26歳妊娠10週、妊婦検診の人です。どうですか?」
「そうだなぁ。上皮内がん(=ごく初期のがん)だろうな」
「ですよね。まぁこれなら出産可能でしょうから、妊婦検診を受けて良かったね、ってことですね」
「だね」

ここ数年、私の職場ではこんな会話が頻繁に交わされています。
若い世代の子宮頸がんの増加は驚く程で、これから更に増えていくと予想されます。
晩婚化や出産の高齢化の進む中、妊娠時以外でも積極的に検診を受けることが大変重要になります。

妊婦検診で発見できた人は幸運です。
当たり前のことですが、検診を受けていない人のがんは見つけることができないからです。

これを読んでいる貴女、最近検診を受けましたか?