子宮頸がんの進行期は軽度のものから順に「0期」、「Ia期」、「Ib期」、「II期」、 「III期」、「IV期」に分類されます。
「0期(上皮内がん)」はがんが粘膜層にとどまっている段階ですので、異形成と同様に「円錐切除術」で完治可能です。
「Ia期」は程度が軽い場合は「円錐切除術」で子宮を残すことができますが、「円錐切除術」で病変を取りきれなくない場合は「子宮全摘術」が必要になります。
「Ib期」以降の進行がんの場合は子宮だけでなく、卵巣や卵管、その周りのリンパ節などの臓器も摘出します。また、進行がんの場合は「放射線療法」や「化学療法」も併用します。